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パーキンソン病とアルコールの関係

パーキンソン病とアルコールの関係

パーキンソン病とアルコールとの関係は、パーキンソン病の治療に使われる薬とアルコールとの関係といってもいいかもしれません。

アルコールは様々な薬の薬効に影響を与えるようです。 

パーキンソン病は脳内の神経伝達物質であるドパミンが何らかの理由で減少する疾患であり、その治療はドパミンを補充する薬の投薬が主なものです。

日本では約15万人の方がパーキンソン病でお困りだと言われています。 

しかし、アルコールの摂取と薬との併用は薬の作用を増強したりゆるめたりするため、同時に摂取しないほうが良いと言われています。

しかし完全に辞めてしまわないといけないものでもなく、タイミングや適切な量を守ることが大事なようです。 

また他の視点からも、パーキンソン病とアルコールの関係については、最近さまざまな見解や研究が進められています。中でもビールを飲むと、パーキンソン病を発症するリスクが減るという研究結果が出ているそうです。 

パーキンソン病とアルコールとの関係を理解するためには、パーキンソン病とアルコールとの関係ついて知ることが大切です。このページでは、パーキンソン病でお困りの方のために、アルコールとの上手な付き合い方や対処法について詳しく説明しております。

 

【目次】

  1. パーキンソン病とは
  2. アルコールが薬に及ぼす影響
  3. アルコールとパーキンソン病のリスク
  4. パーキンソン病とアルコールの関係

1.  パーキンソン病とは

パーキンソン病とは先にも触れましたように、脳の中の神経の伝達物質であるドパミンが何らかの理由により減少してしまう原因不明の病気です。

現在日本では15万人の方がこのパーキンソン病でお困りだと言われています。 

パーキンソン病により、運動神経が主にうまく働かなくなり、体の動きに制限や不自由をきたします。 

パーキンソン病の主な症状は、1)体が動かせない:無動・無言、2)体が勝手に震える:振戦(しんせん)、3)他人が体を動かそうとすると力が入ってしまう:筋固縮(こしゅく)、4)バランス能力が低下する:姿勢反射障害だと言われています。 

パーキンソン病はゆっくりと進行していく疾患で、以前は10年間で、片側の腕や足が動きにくくなる症状から寝たきりになってしまうと言われていましたが、医学や薬の進歩もあり、悪化までの時間は改善しています。

 具体的には、寝たきりになるまでの期間が長くなっており、病気とうまく付き合いながら、ご自分で身の回りのことができる状態を以前より長く保てるということです。 

パーキンソン病の主な治療法は、脳内の神経伝達物質であるドパミンを補充するためのさまざまな薬物を使った薬物療法、時に脳内に電極を埋め込むといったような外科手術、また残された能力を最大限に発揮するためのリハビリテーションが主なものです。 

1)薬物療法

薬物療法はパーキンソン病の治療の中で重要なものの一つです。脳内の神経伝達物質であるドパミンはそのまま飲んでも脳には直接届かないため、前駆物質(ぜんくぶっしつ)であるLドパを服薬することで脳に到るまでにドパミンになり、脳内に届きます。 

パーキンソン病の薬は、先ほどお話したLドパ製剤とドパミンを産生する細胞を刺激し、ドパミンの産生を促すお薬などがあります。

実際はお困りの方の状態を見ながらどの薬がいいのかということを判断して処方されます。お薬の適応や処方の内容など、定期的に診察を受け、薬を調節することが必要となります。  

2)リハビリテーション

リハビリテーションは、パーキンソン病でお困りの方々の日常生活動作の改善やストレッチなどを目的として行われます。パーキンソン病では、運動障害が起こるためにリハビリテーションも効果的な治療法の一つです。

2.アルコールが薬に及ぼす影響

アルコールが薬に及ぼす影響についてですが、食と薬には相互作用があると言われています。

食品と医薬品、時には医薬品同士の飲み合わせにより、互いに働きかけ、影響を及ぼすことがあります。 

つまり医薬品の効果が想像以上に強くなったり、期待した効果が得られないこともあります。

相互作用のあるものの中でも最も報告の多いのはやはりアルコールとタバコです。高タンパク食や牛乳、お茶やコーヒーに含まれるカフェイン、サプリメントなどが続きます。 

一方医薬品側での報告が最も多いのは中枢神経系の薬が多く、約4割近くを占めると言われています。中枢神経系の医薬品の例は、麻酔薬、睡眠薬、抗不安薬、解熱や消炎鎮痛薬などが含まれます。他には、循環器用薬の相互作用が多く報告されています。 

アルコールは中枢抑制作用を持っているため、精神安定剤や睡眠鎮静剤などを併用すると中枢抑制作用が増強されると言われています。他にも、血圧を下げる降圧薬では血圧低下が起こることもあります。 

よく知られていることとしましては、アルコールの常飲者は麻酔が効きにくいということがあります。また風邪薬や睡眠薬をアルコールで飲むと薬が効きすぎるということも同じ理由からです。 

また、アルコールは薬物の代謝にも影響を与えます。アルコールには、代謝を抑制、亢進させる両方に作用するため、薬の効果が強くも弱くもなります。脂肪肝などの肝機能障害がある方の場合には、さらに薬物の代謝能力が遅れていることがあるので注意が必要です。

3.  アルコールとパーキンソン病のリスク

ここでアルコールとパーキンソン病のリスクについて、最近の研究結果を少しお話しておきましょう。 

この研究の結果はあくまでも、アルコール、特にビールを飲む人はパーキンソン病に罹患するリスクが少ないというもので、すでにパーキンソン病でお悩みの方には影響は与えません。 

アルコールもいくつかの種類がありますが、ビールはパーキンソン病になる確率を減らしますが、蒸留酒(ウイスキーやブランデーなど)に関しては逆にパーキンソン病のリスクを増やしてしまうと言われています。 

なぜビールがパーキンソン病のリスクを下げるのかについては、ビールに含まれるプリン体が影響しているのではないかと言われています。しかし実際のところはまだよくわかっていません。

4.  パーキンソン病とアルコールの関係

パーキンソン病とアルコールの関係については、やはり中枢神経用薬であるパーキンソン病薬の薬効に、アルコールはなんらかの作用を生じます。

飲みすぎると健康な方でもふらつきが生じますので、運動障害や特にパーキンソン病の症状の一つである姿勢反射障害などに影響を与える可能性があります。 

つまり、姿勢を保つことが難しいパーキンソン病でお困りの方は、転倒のリスクが高くなると予測されます。 

他にも、パーキンソン病が進行すると出現する自律神経障害の中の立ちくらみも、アルコールによって起こりやすくなると言われています。これはアルコールによって末梢の血管が拡張し、脳に流れ入る血液が少なくなるためです。 

しかし、パーキンソン病薬は毎日欠かさず飲まなくてはいけないお薬です。パーキンソン病でお困りの方にとってもリラックスや楽しむ目的で、アルコールを嗜まれる方もいらっしゃるでしょう。空腹や就寝前は避け飲むようにしましょう。 

パーキンソン病とアルコールとの関係を改善するには、パーキンソン病とアルコールとの関係について、よく知ることが重要です。ご自分の適量を知り、飲む時間を考慮すれば、アルコールを嗜むことは十分可能です。日常生活でストレスをためないことも大事な事です。 

患者さんの声 パーキンソン病

パーキンソン病歴25年で、どんどん体の動きが悪くなる一方の時期に、インターネット検索で先生の治療法を知りました。
昼間は動けなくなることが増え、夜間は頻尿の為に眠りが浅く辛い日々でした。治療の回数を重ねるごとに体調が良い時間が増えてきています。

徳島県 MSさん 70歳代 男性

Q1.当院の鍼灸を受ける前は、どのようなお悩みや気になることがありましたか?

パーキンソン病歴25年で、どんどん体の動きが悪くなる一方の時期に、インターネット検索で先生の治療法を知りました。

昼間は動けなくなることが増え、夜間は頻尿の為に眠りが浅く辛い日々でした。

Q2.(上記の状態が)ある事で、どのような嫌な思いをしましたか?

発声のしやすい言葉を選んで話したり、スムーズに動けないために外出準備に長時間かかっていて、時間を気にしたり、周囲に気を遣うことが多かったです。

Q3.実際に当院の鍼灸を受診してみて、どのように感じましたか?

治療に取り組む心構えを教わる中で「必ず良くなりますからね。いっしょに頑張りましょうね。」と言葉がけを頂けたことが何よりも嬉しく、有り難いことだと感じました。

治療の回数を重ねるごとに体調が良い時間が増えてきています。食事改善に取り組んだことで体の内側からも変化が起こっているように感じています。先生のアドバイスのお陰です。

Q4.当院へのご意見・ご要望があれば、ぜひお聞かせください。

今後も継続して通院致しますので引き続きよろしくお願いいたします。

 

*個人の感想であり効果を保証するものではありません。

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