「パーキンソン病の情報サイト」は、パーキンソン病・振戦・無動・固縮・姿勢反射障害などを中心とした情報を提供する、鍼灸院運営の情報サイトです。
アクセス:阪急電鉄六甲駅より徒歩2分
当サイトへのご質問・お問合せや
ご予約はこちら
078-891-3590
お電話によるご予約受付は、年末年始・臨時休診を除き、9:00~18:00にて毎日受け付けております。
文責:横幕鍼灸院 院長 横幕胤和
最終更新日 2024年6月20日
パーキンソン病は、脳内のドパミンという神経伝達物質の減少によって体が動かしにくくなる神経変性疾患です。
安静時に手足が震える、筋肉がこわばって動きにくくなる、ゆっくりしか動けない、転びやすくなるなどが代表的な症状です。
パーキンソン病は症状がゆっくりと進行する症状で、長期にわたってお薬による対応やリハビリを行うことになります。適切な一般的な対応方法を行えば症状の進行を抑え、症状を改善することができます。
しかし、長い一般的な対応方法を行う中、お薬による対応による副作用が起こることもあります。
パーキンソン病の方が悪性症候群を予防するには、パーキンソン病と悪性症候群の関係について知ることが大切です。このページでは、パーキンソン病と悪性症候軍の関係について詳しく説明しております。
【目次】
パーキンソン病とは、脳内のドパミンという神経伝達物質が不足することによって起こる、神経変性疾患です。
パーキンソン病を発症している人は国内で15万人以上と言われ、決して珍しい症状ではありません。
(1)パーキンソン病の症状
①運動症状
②非運動症状
(2)パーキンソン病の原因
パーキンソン病は、ドパミンという神経伝達物質を作る細胞が減少することで、ドパミンの分泌量が不足し、運動を行うための神経回路にうまく情報が伝わらなくなるために起こるとされています。
悪性症候群とはお薬による対応の副作用の一つで、急激な症状の変化が現れます。
悪性症候群は放置すると危険な場合がありますので、急にこのような症状が現れたら、迅速な対応が必要です。特にいくつかの症状が重なって現れた場合は急を要します。
悪性症候群は、向精神薬によって引き起こされるとされていましたが、抗パーキンソン病薬や消化機能調整役などによっても起こることがわかってきました。
悪性症候群は、薬剤投与して1週間以内、あるいは使用していた薬剤を減量・中止した直後に発症するケースがあります。
悪性症候群の発症頻度は高くありませんが、一度発症した方は再発しやすいという報告もあり、遺伝の要素も考えられます。
パーキンソン病の方で悪性症候群を発症する方がいらっしゃいます。パーキンソン病と悪性症候群の関係について考えてみましょう。
悪性症候群は向精神薬の副作用として考えられてきましたが、抗パーキンソン病薬の使用・中断・減量でも発症することがあると言われます。
悪性症候群を発症する原因となる薬剤は、ドパミン神経系に影響を与えるという共通性があります。
このことから、ドパミン神経系の急激な変化が関係しているのではないかと考えられています。
パーキンソン病では、ドパミンが不足しているため、薬剤によってドパミン量やその作用を補う一般的な対応方法を行います。お薬による対応によってドパミン量が増えることになります。
何らかの理由でそれまで使用していた抗パーキンソン病薬を中止したり、量を減らしたりすると、脳内のドパミン量が減ってしまうことになります。
このように抗パーキンソン病薬の使用の仕方によって、脳内のドパミンが増えることや減ることでドパミン神経系に急激な変化をもたらし、悪性症候群が起こると考えられています。
パーキンソン病では精神症状も現れるため、その症状に対するお薬を使用し、そのお薬が悪性症候群の原因となる可能性もあります。
また、抗パーキンソン病薬の使用法に問題がなくても悪性症候群を起こすケースがあります。この場合は、脱水症状、感染症、wearing off現象(薬の効いている時間が短くなること)などが関係していると考えられます。
パーキンソン病の方が発熱した場合は、まず悪性症候群を疑いましょう。
悪性症候群を予防するには、お薬による対応を指示通りに行うことが大切です。
少しでもパーキンソン病の症状を軽くしたいためにお薬を多く飲んだり、調子の良い日には飲むのをやめたり少なくしたり、と自己判断でお薬の量を変えるのは危険です。
パーキンソン病のお薬による対応が始まるときは、徐々に量が増やしていくのが一般的です。脳内のドパミンの急激な変化は危険と考えましょう。
パーキンソン病の一般的な対応方法として、ドパミンを補うお薬を使用しますが、精神症状がある場合はその症状を抑えるお薬も処方されることがあります。
お薬が合わない場合や、使用するお薬の組み合わせが悪い場合は、お薬の変更をすることもありますが、自分に合わないからと勝手にやめるのではなく、副作用が現れたら、お薬の使用についてすぐに相談をしましょう。
また、脱水症状や感染症、疲労も影響しますので、そのような危険因子もできるだけ取り除きましょう。
当院では以下のポイントにてパーキンソン病の改善を目指します。
パーキンソン病の方は、長引く症状の影響、心理的要因、お薬の影響などより、免疫力が低下されている方が多いです。
このため、他の症状にもかかりやすくなっています。免疫力が低下する事により、改善が遅くなります。
免疫力が下がりますと、お薬が効きにくくなりますので、かえってお薬の量が増えたりします。
あなたが本来お持ちの免疫力を上げる事は、パーキンソン病を改善するためには大切であると考えます。
パーキンソン病でお困りの方は、大変大きな不安をお持ちです。症状が苦しくてあきらめがちにもなります。
パーキンソン病を改善するためには、原因を見つけ、しっかりと対応することが大切です。どうぞあきらめないでください。
Q1.当院の鍼灸を受ける前は、どのようなお悩みや気になることがありましたか?
パーキンソン病歴25年で、どんどん体の動きが悪くなる一方の時期に、インターネット検索で先生の一般的な対応方法を知りました。
昼間は動けなくなることが増え、夜間は頻尿の為に眠りが浅く辛い日々でした。
Q2.(上記の状態が)ある事で、どのような嫌な思いをしましたか?
発声のしやすい言葉を選んで話したり、スムーズに動けないために外出準備に長時間かかっていて、時間を気にしたり、周囲に気を遣うことが多かったです。
Q3.実際に当院の鍼灸を受診してみて、どのように感じましたか?
一般的な対応方法に取り組む心構えを教わる中で「必ず良くなりますからね。いっしょに頑張りましょうね。」と言葉がけを頂けたことが何よりも嬉しく、有り難いことだと感じました。
一般的な対応方法の回数を重ねるごとに体調が良い時間が増えてきています。食事改善に取り組んだことで体の内側からも変化が起こっているように感じています。先生のアドバイスのお陰です。
Q4.当院へのご意見・ご要望があれば、ぜひお聞かせください。
今後も継続して通院致しますので引き続きよろしくお願いいたします。
*個人の感想であり効果を保証するものではありません。
土曜日・日曜日も予約・施術しています。
当院は完全予約制です
078-891-3590
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
9:00~13:00 | ○ | 休 | 休 | 休 | ○ | ○ | ○ |
14:00~17:00 | ○ | 休 | 休 | 休 | ○ | ○ | 休 |
院長ごあいさつはこちら
当院の理念はこちら