「パーキンソン病の情報サイト」は、病院では治らない、原因不明と言われたパーキンソン病・振戦・無動・固縮・姿勢反射障害などを中心とした情報を提供する、鍼灸院運営の情報サイトです。
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パーキンソン病とは、脳の神経細胞の異常により体が動かしにくくなっていく病気です。50~60代で発症することが多いと言われています。
「振戦(しんせん)」とは、筋肉の収縮と弛緩が繰り返された結果、自分の意志とは関係ない「ふるえ」が起きてしまう状態を指します。
振戦は、日々のストレスや薬の服用が原因で発生する場合もありますが、パーキンソン病などの大きい病気の前触れであることもあるため、軽く考えて放置することはとても危険です。
パーキンソン病の症状「振戦」を知ることは、パーキンソン病の早期発見にとても大切な事です。
このページでは、パーキンソン病の症状「振戦」にいち早く気づき、治療を開始するために、パーキンソン病の「振戦」について詳しく説明しております。
【目次】
パーキンソン病の基礎知識を学びましょう。自分がパーキンソン病の症状「振戦」だった場合、病気の全体像を知ることはとても重要なことです。
(1)パーキンソン病の4大症状
(2)パーキンソン病の原因
脳の神経細胞が変性することが原因と考えられていますが、どうして脳の神経細胞が変性してしまうかという根本的なところについては残念ながらわかっていません。
(3)パーキンソン病の治療法
パーキンソン病の治療は、進行の速度をゆるめることが目的となります。薬物治療が中心となりますが、リハビリテーションなどの運動療法も合わせるとさらに効果的と言われています。
(4)症状の進み方
パーキンソン病は進行性の病気です。初期→中期→末期と進んでいきます。進行の速さには個人差がありますが、最終的には寝たきりになってしまう可能性もあります。
パーキンソン病の症状「振戦」と間違えやすい病気に、本態性振戦(ほんたいせいしんせん)という病気があります。
この2つの病気の代表的な症状は「ふるえ(振戦)」ですが、比較すると異なる部分があります。きちんと見分けてから、治療を始めることが重要です。
(1)ふるえ方
パーキンソン病:じっとしているときにみられる
本態性振戦:動きに連動しておきる
(2)ふるえの速さ
パーキンソン病:ゆっくり遅い
本態性振戦:速く小刻み
(3)好発年齢
パーキンソン病:40~70歳に多い
本態性振戦:中年以降に多いが、発症年齢は10~80歳と幅広い
(4)原因
パーキンソン病:脳の神経細胞の変性
本態性振戦:不明
(5)好発部位
パーキンソン病:手、足
本態性振戦:手、頭、顎、声
パーキンソン病の症状「振戦」かもしれないと思ったら、神経内科を受診しましょう。
問診やいくつかの検査を経てパーキンソン病と診断されたら、治療が長期に及ぶ可能性があります。
パーキンソン病では、症状の進行速度をいかに緩めるかが重要になります。日常生活で取り入れると良いとされている生活習慣に以下のようなものがあります。
パーキンソン病の初期症状「振戦」に早く気づいて治療を開始すれば、進行速度を遅らせる事が可能です。パーキンソン病という病気は、適切な治療を受けることがとても重要になります。パーキンソン病は、しっかりと治療をすれば良くなる病気です。どうぞあきらめないでください。