「パーキンソン病の情報サイト」は、病院では治らない、原因不明と言われたパーキンソン病・振戦・無動・固縮・姿勢反射障害などを中心とした情報を提供する、鍼灸院運営の情報サイトです。
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パーキンソン病は脳内の伝達物質が不足することにより、さまざまな症状が出る病気です。手足のふるえや筋肉のこわばり、無表情などの運動症状がよく知られています。
パーキンソン病には多くの症状がありますが、すべての症状が出るわけではなく、症状の強さも個人差があります。
パーキンソン病では運動症状が注目されがちですが、非運動症状と呼ばれるものも見られます。
パーキンソン病の症状である無関心は、非運動症状の一つです。物事への興味がなくなり、パーキンソン病の治療にも関心がもてなくなる可能性があります。
そうなるとパーキンソン病自体の治療が難しくなりますので、ご家族や周囲の方のサポートが必要です。
パーキンソン病の無関心の症状は、生活の質(QOL)を下げることにもなり、パーキンソン病の症状の一つであることを理解されなければ、対人関係にも影響する可能性があります。
パーキンソン病の早期治療のためにも、できるだけ早く無関心の症状を治したいものです。
パーキンソン病の症状である無関心を治すためには、パーキンソン病の無関心の症状・原因・治療について知ることが大切です。
このページでは、パーキンソン病の症状である無関心を治したい方のために、パーキンソン病の無関心の症状・原因・治療について詳しく説明しております。
【目次】
無関心とは、無気力、あるいはアパシーとも言い、物事に対する意欲や興味が極端に弱くなることです。目的を持った行動をしなくなり、感情の起伏がなくなります。
無関心の症状は、パーキンソン病の症状の一つですが、それ以外の病気でも見られます。
パーキンソン病は、脳内の伝達物質であるドーパミンが不足して起こる病気で、運動症状と非運動症状があります。
(1)運動症状
(2)非運動症状
パーキンソン病の無関心は、非運動症状の精神症状の一つです。具体的な症状は
などがあります。
パーキンソン病の無関心は、うつ病の症状に似ているようですが、両者は同じものではなく、治療法にもかかわってきますので、区別する必要があります。パーキンソン病の無関心とうつ病との違いは、次のようなものがあります。
すべてができないわけではなく、興味を持ち活動的になるようなものごともあるため、周囲も本人も無関心であることに気づかない場合があります。本人のわがままと捉えられる可能性もあります。
また、パーキンソン病はご年配の方がかかりやすい病気であるため、認知症と間違われることもあります。
パーキンソン病の無関心は、他の病気で見られる無関心に比べて度合いが高いとされますが、パーキンソン病の進行度合いとは関連性が見られないということです。ただし、無関心の度合いが高くなると、喜びの量は減っていくようです。
パーキンソン病の無関心の症状は、治療を妨げる可能性があります。治療に興味が持てなければ、やる気が起こらず、「面倒だ」「これ以上きついことはしたくない」と治療を受け付けないことも考えられます。
パーキンソン病の無関心の原因は、うつ病などとは違い、パーキンソン病の病気自体によるものです。
(1)ドーパミンの不足
パーキンソン病は、脳内の神経伝達物質であるドーパミンの不足によって起こります。
ドーパミンは、やる気や幸福感などポジティブな気持ちにさせる働きがあります。このドーパミンが不足すると、ポジティブな気持ちがなくなり、無関心になっていきます。
(2)自律神経のバランスが崩れる
自律神経は、体の活動と休息をコントロールする働きがあります。パーキンソン病では、自律神経のバランスが崩れ、うまくコントロールできないようになり、ものごとに対する意欲や関心がなくなっていきます。
(3)薬の副作用
パーキンソン病の治療薬の副作用で、無関心の症状が現れることがあります。うつ症状の薬はドーパミンの分泌を抑えるものがあるので、無関心の症状が悪化する場合があります。
パーキンソン病で見られる無関心の症状は、パーキンソン病であると診断される前は、その症状から「うつ病」と診断される可能性があります。
うつ病と診断され治療を受けていると、無関心の症状は良くならず、かえって悪化することがあります。
うつ病の薬はドーパミンの分泌を抑制する場合があるからです。無関心とうつ病では、治療の方法が違います。
パーキンソン病の無関心は、パーキンソン病そのものが原因になっていることが多いので、パーキンソン病の治療を行うことで、無関心の症状も良くなることが期待できます。
そのためには、パーキンソン病であるということが確認されなければなりません。パーキンソン病は、MRI、脳波、髄液検査では異常が見られません。
パーキンソン病の無関心の治療では、まずパーキンソン病の治療をすることが必要です。パーキンソン病は薬物療法やリハビリで治療を行います。
パーキンソン病の無関心の治療で、薬物治療以外には
などがあります。
パーキンソン病では非運動の症状が、リハビリの阻害因子と言われています。パーキンソン病の方は体が動かしにくいので、無関心の症状がなくても、リハビリを行うのは難しいことだと思われます。やる気が起こらなければ、ますます困難なことでしょう。
しかし、運動療法がパーキンソン病の非運動症状の改善に役立つことがわかってきました。パーキンソン病の無関心についても運動療法で改善が見られたという報告があります。
パーキンソン病の非運動症状の治療は薬物療法を行うことが多いのですが、同時に運動療法を行うことで症状が改善すると、リハビリヘの意欲もわくと考えられます。
意欲がわきリハビリがきちんとできれば、パーキンソン病の症状が改善し、さらに無関心の症状も改善されるという好循環が期待できます。
パーキンソン病の無関心では、最初はなかなかやる気が起こらず、ご本人の意志でリハビリを行うのは難しいと思われます。周囲の方がサポートしながら、改善を目指し、少しずつご自分らしさを取り戻しましょう。
パーキンソン病の方は体が動かしにくく、リハビリは大変かと思われますが、症状が少しでも改善されれば、ご本人の治療に対する意欲が高まり、さらなる改善が期待できます。一歩ずつ改善へと近づきましょう。どうぞあきらめないでください。
ここでは患者さんの声をご紹介します。
Q1.当院の鍼灸治療を受ける前は、どのようなお悩みや気になることがありましたか?
パーキンソン病歴25年で、どんどん体の動きが悪くなる一方の時期に、インターネット検索で先生の治療法を知りました。
昼間は動けなくなることが増え、夜間は頻尿の為に眠りが浅く辛い日々でした。
Q2.(上記の状態が)ある事で、どのような嫌な思いをしましたか?
発声のしやすい言葉を選んで話したり、スムーズに動けないために外出準備に長時間かかっていて、時間を気にしたり、周囲に気を遣うことが多かったです。
Q3.実際に当院の鍼灸治療を受診してみて、どのように感じましたか?
治療に取り組む心構えを教わる中で「必ず良くなりますからね。いっしょに頑張りましょうね。」と言葉がけを頂けたことが何よりも嬉しく、有り難いことだと感じました。治療の回数を重ねるごとに体調が良い時間が増えてきています。食事改善に取り組んだことで体の内側からも変化が起こっているように感じています。先生のアドバイスのお陰です。
Q4.当院へのご意見・ご要望があれば、ぜひお聞かせください。
今後も継続して通院致しますので引き続きよろしくお願いいたします。
*個人の感想であり効果を保証するものではありません。
土曜日・日曜日も診察しています。
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