「パーキンソン病の情報サイト」は、病院では治らない、原因不明と言われたパーキンソン病・振戦・無動・固縮・姿勢反射障害などを中心とした情報を提供する、鍼灸院運営の情報サイトです。
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パーキンソン病を発症するとさまざまな症状が生じます。手足が震える、歩行がむずかしくなるなど、生活していく上で支障となることが多くなります。
動きが緩慢になる「無動」もそのひとつです。
パーキンソン病の症状 小字症は、無動に分類され、文字をすんなり書くことができない状態です。
日常的に、文字や文章を手書きする機会はしばしばあります。小字症の症状が起きると、時間がかかりすぎたり、字の見栄えが悪かったりします。
パーキンソン病の症状 小字症について知ることは、パーキンソン病を治すためにとても大切です。
このページでは、パーキンソン病を治したい方のために、パーキンソン病の症状である小字症について詳しく説明しております。
【目次】
手指がバランスよく動かず、
大きい字が書けない
パーキンソン病の症状である小字症とは、全身の動きがしだいに少なくなる無動に属します。
文字を書く際に、ご本人の意思に反し「字が極端に小さくなる」または、「書いていくうちに、だんだん小さくなる」といった状況が起こります。
パーキンソン病は、脳内でドーパミンが減少することで発症すると言われています。
ドーパミンは神経の伝達をする役割があり、肯定的な気分や運動に関係する物質です。幸せな気持ちになったり気分が上がっている時は、ドーパミンの分泌量が増えているといえます。
ドーパミンが不足するパーキンソン病では、体を動かす機能が衰えていくため、いろいろな症状が起こります。「字を書く」動作は、指先を使った細かい作業です。縦、横、ななめなどへの辿る方向や力加減もコントロールする必要があります。
筋肉がこわばりスムーズな動きができないパーキンソン病の患者様は、文字ひとつ書くのにも苦労されます。最近は直筆でなくとも、パソコンなど便利な文書機器を利用する方法もあります。しかしペンを握って何かを書く必要に迫られる場面は、意外とあるものです。
パーキンソン病の治療では、薬物療法とリハビリテーションを並行して行います。小字症の症状では、文字を書く訓練をすることが有効です。字の上達にはペン習字の練習をするように、パーキンソン病の症状 小字症においても「書くことに慣れる」方法をとります。
小字症の症状に適したリハビリテーションがあります。全般的なパーキンソン病のリハビリテーションでは、全身の筋肉や関節を柔らかくし、刺激を与えて活性化させるのが基本です。
小字症では加えて、「文字をつづる練習」を行います。
(1)効果的な文字のつづり方
文字が小さい、あるいは書き進むにつれ小さくなる症状に対し、原稿用紙など「マス目」の施された紙に書くのはひとつの方法です。
枠からはみ出さないよう書くことが目標となり、一定の大きさを保つことを意識します。
一文字だけ書くことに慣れたら、文章を書く作業も行います。続けて文字を書く場合は、目線を先に送ることに気をつける必要が出てきます。それらを交互に行うことで、書くことの訓練となります。
(2)「CALLIROBICS」というリハビリテーション
CALLIROBICSは、書字障害における改善方法のひとつです。音楽にあわせ文字をつづるというプログラムです。パーキンソン病では、リズムにあわせると治療効果が得られる実績があります。
用いる文章には、小字症でお困りの方の好きな詩や俳句、短歌などを選びます。縦や横のラインをあらかじめ引いた紙の上に書いていきます。音楽にあわせ楽しく実施しますので、一定の効果が期待できます。
パーキンソン病の小字症は、リハビリテーションで訓練するほど学習効果が狙える症状です。簡単ではない治療ですが、継続することが大切です。しっかりと治療をすれば良くなる病気です。どうぞあきらめないで下さい。
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