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文責:横幕鍼灸院 院長 横幕胤和
最終更新日 2024年6月20日

パーキンソン病の症状 起立性低血圧

パーキンソン病の症状 起立性低血圧の症状・原因について

パーキンソン病の症状の一つである起立性低血圧は、立ち上がったりからだを起こしたりした際にふらつきやめまいなどを認める症状をさします。

パーキンソン病では、症状の進行に伴い、姿勢を保ったりとっさの動きがうまくできなくなったりしていきます。

パーキンソン病の方が起立性低血圧を起こすと、ふらついたからだをご自身で支えることが難しく、転倒やけがにつながる場合があります。

ふらつきを避けるためにあまり動かないようにすると、筋肉や関節のこわばりが進んでしまいます。これはパーキンソン病の症状をさらに進めてしまうことになります。

中には、起立性低血圧はパーキンソン病の症状なのだから起こるのは仕方のないことと考えてしまい、改善することをあきらめてしまう方も少なくありません。しかし、パーキンソン病の方に起きる起立性低血圧は、きちんと一般的な対応方法を受ければ改善する可能性があります。

また、起立性低血圧がパーキンソン病の症状としてではなく、別の原因で起こっているケースも考えられるため、その原因が明らかになれば、起立性低血圧の症状も改善が見込めます。

パーキンソン病の症状の一つである起立性低血圧を改善するためには、起立性低血圧の症状・原因・一般的な対応方法について知ることが大切です。このページでは、パーキンソン病の症状の一つである起立性低血圧を改善したい方のために、起立性低血圧の症状・原因・一般的な対応方法について詳しく説明しております。

起立性低血圧について詳しく説明しております。


【目次】

  1. パーキンソン病の症状 起立性低血圧とは
  2. パーキンソン病の症状 起立性低血圧の症状
  3. パーキンソン病の症状 起立性低血圧の原因
  4. パーキンソン病の症状 起立性低血圧の一般的な対応方法
  5. パーキンソン病に対する当院の方針

 

1.  パーキンソン病の症状 起立性低血圧とは

パーキンソン病の症状である起立性低血圧とは、起立性低血圧の中でも二次性起立性低血圧とされています。

パーキンソン病の約半数以上の方に、立ちくらみやめまいといった起立性低血圧の症状が現れるとも言われています。

起立性低血圧の症状が進行すれば、寝たきりの状態を招く可能性があります。

起立性低血圧とは、基本的に立ち上がった際に、収縮期の血圧が20mmHg以上または拡張期の血圧が10mmHg以上低下するものとされています。血圧が低下することで脳に十分な血流が維持されにくくなり、その結果ふらつきやめまいなどの症状が現れます。

通常であれば、姿勢が変化しても自律神経の調節機能が働き、脳の血流量は維持されます。ですが、パーキンソン病では脳の正常な神経細胞の数が減り、脳細胞に指令を送るためのドーパミンという物質の分泌量が減少しています。

そのため、脳の血流量を維持するために必要な自律神経の働きも鈍くなっており、起立性低血圧の症状が起きてしまうことがあります。

起立性低血圧のほかにも、パーキンソン病では手足を動かすための指令もスムーズにいかなくなります。そのため、からだの姿勢を保ちにくくなる、また筋肉がこわばりからだの動きがぎこちなくなるなどの症状が現れます。

このような自分のからだが思うように動かない状況で、起立性低血圧を起こすことに不安を覚える方もいらっしゃいます。そのことにより活動を控えるようになると、関節が硬くなり、さらにからだの動きも鈍るため、介護が必要になる場合があります。

2.  パーキンソン病の症状 起立性低血圧の症状

パーキンソン病の症状である起立性低血圧は、基本的にパーキンソン病が進行期にある場合に認められる症状とされています。

そのため、パーキンソン病の初期に起立性低血圧の症状が認められることは珍しいと言えます。

万が一、初期のパーキンソン病の方に起立性低血圧の症状があれば、なにか別の症状の可能性が考えられます。かかりつけ医などに相談するようにしましょう。

パーキンソン病の症状である起立性低血圧では、主に次のような症状が認められます。

  • 立ちくらみ
  • めまい
  • ふらつき
  • 視力低下
  • 失神

自覚としては「目の前が真っ暗になる」「もしくは白いものがチカチカする」と表現される方もいらっしゃいます。いずれの症状も一過性で、しばらく時間をおけば改善することがほとんどです。

3.パーキンソン病の症状 起立性低血圧の原因

パーキンソン病の症状である起立性低血圧の原因は、以下のようなことが考えられます。

自律神経障害

パーキンソン病の症状は、脳の神経伝達物質であるドーパミンが減少することで起こるとされています。ドーパミンが減少すると、脳の指令がからだの各所にうまく行き渡りにくくなってしまいます。

通常、からだを起こすあるいは立ち上がるなど体勢の変化を脳が感知すると、脳への血流を維持しようと血圧を上げるように指令を出します。しかし、ドーパミンが不足しているとその指令が十分に伝わらないため、脳への血流が保てず、立ちくらみやめまいを引き起こすことになります。

4.パーキンソン病の症状 起立性低血圧の一般的な対応方法

パーキンソン病の症状である起立性低血圧の主な一般的な対応方法には、「お薬による対応」「塩分や水分の摂取」「弾性ストッキングの着用」などがあります。

お薬による対応

一般的な起立性低血圧のお薬として用いられている薬剤が処方されることが多いです。もしパーキンソン病のお薬の服用が原因であると考えられる場合には、その薬剤の投与量の調整を行い、起立性低血圧の改善を図ります。

塩分や水分の摂取

パーキンソン病では、もともと血圧が低い方が多い傾向にあります。そのため、健康状態に影響のない範囲で塩分や水分の摂取を行い、血圧を下げすぎないようなアプローチをとることがあります。

弾性ストッキングの着用

血圧が低いと足側に血液が滞りやすくなります。伸び縮みするストッキングを着用することで、血液を足に溜まりにくい状況を作り、立ち上がった際の立ちくらみを予防していきます。

 

5.パーキンソン病に対する当院の方針

当院では以下のポイントにてパーキンソン病の改善を目指します。

自律神経のバランスの改善

パーキンソン病の原因の一つに、自律神経のバランスの乱れがあります。

特に、身体を緊張させる交感神経が過剰に働いている状態が続いております。交感神経が過剰に優位になりますと、様々な症状を引き起こします。

パーキンソン病で来られる方の多くは、大きなストレス・疲れなどにより、交感神経が過敏になっております。

このため、身体が動きにくい、便秘、汗が出やすくなる、うつ症状などのパーキンソン病の症状が出やすくなっています。自律神経の働きを改善する事により、パーキンソン病の症状の改善を行います。

平衡感覚の改善

当院のパーキンソン病の対応方法では、まず平衡感覚の改善を行ないます。

平衡感覚の不調は、めまい・ふらつきの症状を引き起こします。特に、パーキンソン病のすくみ足・前傾姿勢でお困りの方には、大切な一般的な対応方法です。

身体の平衡感覚のセンサーである、三半規管の不調がパーキンソン病の原因に影響を与えます。

まず、三半規管が不調になると、めまいやふらつきの症状が強くなります。 

平衡感覚の障害は、ドーパミンの産生・再吸収に影響を与えます。この結果、ドーパミンの不足がおこり、パーキンソン病の原因と考えます。パーキンソン病を改善するためには、平衡感覚を改善する事が大切です。

免疫力の改善

パーキンソン病の方は、長引く症状の影響、心理的要因、お薬の影響などより、免疫力が低下されている方が多いです。

このため、他の症状にもかかりやすくなっています。免疫力が低下する事により、改善が遅くなります。

免疫力が下がりますと、お薬が効きにくくなりますので、かえってお薬の量が増えたりします。

あなたが本来お持ちの免疫力を上げる事は、パーキンソン病を改善するためには大切であると考えます。

パーキンソン病でお困りの方は、大変大きな不安をお持ちです。症状が苦しくてあきらめがちにもなります。

パーキンソン病を改善するためには、原因を見つけ、しっかりと対応することが大切です。どうぞあきらめないでください。

患者さんの声 パーキンソン病

パーキンソン病歴25年で、どんどん体の動きが悪くなる一方の時期に、インターネット検索で先生の一般的な対応方法を知りました。
昼間は動けなくなることが増え、夜間は頻尿の為に眠りが浅く辛い日々でした。一般的な対応方法の回数を重ねるごとに体調が良い時間が増えてきています。

徳島県 MSさん 70歳代 男性

Q1.当院の鍼灸を受ける前は、どのようなお悩みや気になることがありましたか?

パーキンソン病歴25年で、どんどん体の動きが悪くなる一方の時期に、インターネット検索で先生の一般的な対応方法を知りました。

昼間は動けなくなることが増え、夜間は頻尿の為に眠りが浅く辛い日々でした。

Q2.(上記の状態が)ある事で、どのような嫌な思いをしましたか?

発声のしやすい言葉を選んで話したり、スムーズに動けないために外出準備に長時間かかっていて、時間を気にしたり、周囲に気を遣うことが多かったです。

Q3.実際に当院の鍼灸を受診してみて、どのように感じましたか?

一般的な対応方法に取り組む心構えを教わる中で「必ず良くなりますからね。いっしょに頑張りましょうね。」と言葉がけを頂けたことが何よりも嬉しく、有り難いことだと感じました。

一般的な対応方法の回数を重ねるごとに体調が良い時間が増えてきています。食事改善に取り組んだことで体の内側からも変化が起こっているように感じています。先生のアドバイスのお陰です。

Q4.当院へのご意見・ご要望があれば、ぜひお聞かせください。

今後も継続して通院致しますので引き続きよろしくお願いいたします。

 

*個人の感想であり効果を保証するものではありません。

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