「パーキンソン病の情報サイト」は、パーキンソン病・振戦・無動・固縮・姿勢反射障害などを中心とした情報を提供する、鍼灸院運営の情報サイトです。

パーキンソン病の情報サイト


〒657-0051 兵庫県神戸市灘区八幡町2-10-16 サンビルダー六甲山の手1F

アクセス:阪急電鉄六甲駅より徒歩2分

当サイトへのご質問・お問合せや
ご予約はこちら

078-891-3590

お電話によるご予約受付は、年末年始・臨時休診を除き、9:00~18:00にて毎日受け付けております。

文責:横幕鍼灸院 院長 横幕胤和
最終更新日 2024年6月20

パーキンソン病の症状 小声症

パーキンソン病の症状のひとつに小声症があります。

小声症は、パーキンソン病の代表的な4つの症状である振戦、筋固縮、寡動(かどう)・無動、姿勢反射障害のうち、寡動・無動が原因でおこる症状のひとつです。

パーキンソン病の症状である小声症を改善するためには、小声症の特徴・リハビリについて知ることが大切です。

このページでは、パーキンソン病の症状である小声症を改善したい方のために、小声症の特徴・リハビリについて詳しく解説しています。


【目次】

  1. パーキンソン病の症状 小声症とは
  2. パーキンソン病の症状 小声症の特徴
  3. パーキンソン病の症状 小声症のリハビリ
  4. パーキンソン病に対する当院の方針

1.  パーキンソン病の症状 小声症とは

寡動・無動

パーキンソン病の症状である小声症は、パーキンソン病が原因でおこる言語障害のひとつです。

パーキンソン病の発症初期から現れることがあり、約45%の患者さんにみられるといわれています。また、パーキンソン病の他の症状に先行して、小声症が現れることもあります。

パーキンソン病の代表的な症状のひとつである寡動・無動は、体の動きが極めてゆっくりとなり、その程度が重くなると全く動かない状態となることを指します。

小声症は、寡動・無動があると現れる症状で、声を出す筋肉の動きが鈍くなることなどが原因でおこります。

小声症でお悩みの方からは、大きな声が出ない、声に力が入らない、小さい声しか出ない、歌えないなどと表現されることが多いです。

2.  パーキンソン病の症状 小声症の特徴

声が小さく相手には聞き取りづらい

パーキンソン病が原因でおきる小声症は、声が小さくなる、大きい声が出せない、抑揚のない話し方になるなどが主な特徴です。

また、話し始める時に、スムーズに言葉が出ずに無言状態になり、話し始めると早口になるといった症状もあります。

パーキンソン病の小声症など言語障害の症状があると、聞き取りづらいため、周囲の人たちとのコミュニケーションが難しくなることもあります。

患者さんの家族や介護の方たちの理解が必要な症状です。

3.  パーキンソン病の症状 小声症のリハビリ

パーキンソン病の小声症のリハビリとしては、口や舌の運動訓練、発声練習に加え、顔の筋肉を動かす訓練も効果的です。

小声症などパーキンソン病による言語障害のリハビリを紹介します。

  • 顔を真ん中に寄せるように、ぎゅっとしかめっ面にしたり、ゆるめたりします。
  • ほおをふくらませて息を止めて、息を吐きます。
  • 口を閉じたままで左右に動かします。

 

4.  パーキンソン病に対する当院の方針

当院では以下のポイントにてパーキンソン病の改善を目指します。

自律神経のバランスの改善

パーキンソン病の原因の一つに、自律神経のバランスの乱れがあります。

特に、身体を緊張させる交感神経が過剰に働いている状態が続いております。交感神経が過剰に優位になりますと、様々な症状を引き起こします。

パーキンソン病で来られる方の多くは、大きなストレス・疲れなどにより、交感神経が過敏になっております。

このため、身体が動きにくい、便秘、汗が出やすくなる、うつ症状などのパーキンソン病の症状が出やすくなっています。自律神経の働きを改善する事により、パーキンソン病の症状の改善を行います。

平衡感覚の改善

当院のパーキンソン病の対応方法では、まず平衡感覚の改善を行ないます。

平衡感覚の不調は、めまい・ふらつきの症状を引き起こします。特に、パーキンソン病のすくみ足・前傾姿勢でお困りの方には、大切な一般的な対応方法です。

身体の平衡感覚のセンサーである、三半規管の不調がパーキンソン病の原因に影響を与えます。

まず、三半規管が不調になると、めまいやふらつきの症状が強くなります。 

平衡感覚の障害は、ドーパミンの産生・再吸収に影響を与えます。この結果、ドーパミンの不足がおこり、パーキンソン病の原因と考えます。パーキンソン病を改善するためには、平衡感覚を改善する事が大切です。

免疫力の改善

パーキンソン病の方は、長引く症状の影響、心理的要因、お薬の影響などより、免疫力が低下されている方が多いです。

このため、他の症状にもかかりやすくなっています。免疫力が低下する事により、改善が遅くなります。

免疫力が下がりますと、お薬が効きにくくなりますので、かえってお薬の量が増えたりします。

あなたが本来お持ちの免疫力を上げる事は、パーキンソン病を改善するためには大切であると考えます。

パーキンソン病でお困りの方は、大変大きな不安をお持ちです。症状が苦しくてあきらめがちにもなります。

パーキンソン病を改善するためには、原因を見つけ、しっかりと対応することが大切です。どうぞあきらめないでください。

患者さんの声 パーキンソン病

パーキンソン病歴25年で、どんどん体の動きが悪くなる一方の時期に、インターネット検索で先生の一般的な対応方法を知りました。
昼間は動けなくなることが増え、夜間は頻尿の為に眠りが浅く辛い日々でした。一般的な対応方法の回数を重ねるごとに体調が良い時間が増えてきています。

徳島県 MSさん 70歳代 男性

Q1.当院の鍼灸を受ける前は、どのようなお悩みや気になることがありましたか?

パーキンソン病歴25年で、どんどん体の動きが悪くなる一方の時期に、インターネット検索で先生の一般的な対応方法を知りました。

昼間は動けなくなることが増え、夜間は頻尿の為に眠りが浅く辛い日々でした。

Q2.(上記の状態が)ある事で、どのような嫌な思いをしましたか?

発声のしやすい言葉を選んで話したり、スムーズに動けないために外出準備に長時間かかっていて、時間を気にしたり、周囲に気を遣うことが多かったです。

Q3.実際に当院の鍼灸を受診してみて、どのように感じましたか?

一般的な対応方法に取り組む心構えを教わる中で「必ず良くなりますからね。いっしょに頑張りましょうね。」と言葉がけを頂けたことが何よりも嬉しく、有り難いことだと感じました。

一般的な対応方法の回数を重ねるごとに体調が良い時間が増えてきています。食事改善に取り組んだことで体の内側からも変化が起こっているように感じています。先生のアドバイスのお陰です。

Q4.当院へのご意見・ご要望があれば、ぜひお聞かせください。

今後も継続して通院致しますので引き続きよろしくお願いいたします。

 

*個人の感想であり効果を保証するものではありません。

当サイトの運営者について

全国から患者さんが来院される

横幕鍼灸院

当院は完全予約制です。
こちらにお電話の上、ご予約ください。

078-891-3590

住所

657-0051 兵庫県神戸市灘区八幡町2-10-16
サンビルダー六甲山の手1F
阪急六甲駅徒歩2分

施術時間

午前   9:00~13:00
午後 14:00~17:00

定休日

火曜日・水曜日・木曜日

施術時間

9:00-13:00

14:00-17:00

土日も予約・施術しております。
研究・講義により臨時休業する場合があります。

サイト内検索はこちらから

今月の施術日のご案内

土曜日・日曜日も予約・施術しています。
当院は完全予約制です

078-891-3590

施術時間

 
9:00~13:00
14:00~17:00

ウェブ予約

当院の紹介

横幕鍼灸院

〒657-0051 兵庫県神戸市灘区八幡町2-10-16
サンビルダー六甲山の手1F
阪急六甲駅徒歩2分

受付時間 9:00-18:00

当院の概要はこちら

当院の理念はこちら