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パーキンソン病  専門鍼灸施術|横幕鍼灸院


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文責:横幕鍼灸院 院長 横幕胤和
最終更新日 2026年11月4日

パーキンソン病の症状 便秘

パーキンソン病の症状 便秘の症状・原因について

パーキンソン病は、50歳代以降の方が発症される割合の高い疾患です。発症してから、ゆっくり進行していくのが特徴です。

ドーパミンという神経の伝達物質が、脳内で不足することが、パーキンソン病を引き起こす直接の原因といわれています。 

パーキンソン病では、体を思い通りに動かせない、動きが緩慢になるなど運動に関する症状が代表的です。

安静時にふるえる「振戦」、筋肉がこり固まる「筋固縮」、動作が緩慢になる「無動」、身体のバランスをとるのがむずかしい「姿勢反射障害」が四大症状です。 

そのような症状とならんで、便秘でお困りの方も多くいらっしゃいます。筋肉の衰えや、症状が進んでくるにつれて身体を動かす機会が減ること、食事の内容による影響など、さまざまな要因が便秘をまねいていると考えられます。 

パーキンソン病の症状 便秘を改善するためには、パーキンソン病の症状である便秘の原因・改善、対処法について知ることが大切です。このページでは、パーキンソン病の便秘を改善したい方のために、パーキンソン病の便秘について症状・原因・改善、対処法について詳しく説明しております。 

 

【目次】

  1. パーキンソン病の症状である便秘の原因
  2. パーキンソン病の症状である便秘の一般的な対応方法
  3. パーキンソン病の症状である便秘の対処法
  4. パーキンソン病に対する当院の方針

1.パーキンソン病の症状である便秘の原因

パーキンソン病の症状である便秘の原因は、代表的な症状が出現することに伴って、二次的に発生していると考えられます。 

(1)筋力の衰え

パーキンソン病の症状で「筋固縮」があらわれると、ご自身の意に反して機械的な動きになったり、筋肉や関節がこわばったりします。

排泄にかかわる腹筋も弱くなることや、肛門括約筋(こうもんかつやくきん)が緊張した状態が続いてしまうと、排便がうまくいかなくなります。 

(2)運動不足

パーキンソン病の症状「無動」では、動作が緩慢になるのが特徴です。何をするにも時間がかかるため、また気持ちが億劫になることから外出する機会も減ります。全体的に動きが減ることで運動不足となり、便秘になりやすいのです。 

(3)自律神経の不調

パーキンソン病では自律神経の不調から、交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかなくなります。便を肛門へ導く腸の蠕動運動(ぜんどううんどう)は、自律神経の作用によって機能しているのです。 

本来、排便時はリラックスしているものです。しかしパーキンソン病では、腸の働きが悪くなっていることに加え緊張状態が優位になるため、スムーズな排便ができず便秘に陥ることになります。 

(4)薬剤による副作用の影響

パーキンソン病に対する一般的な対応方法は、不足したドーパミンを補うお薬による対応が基本となります。長期間におよぶため、副作用が出ることも念頭において一般的な対応方法をします。 

(5)食事の内容

パーキンソン病でお悩みの方は、動くのに支障が出ることが多くなります。なるべくトイレへ移動しなくて済むように、水分補給を控えトイレの回数を減らす傾向があります。また食事の量も抑えてしまい、排便が促されないため便秘になるのです。

2.パーキンソン病の症状である便秘の改善

パーキンソン病の症状である便秘の改善には、便秘薬を使う方法があります。便秘薬は市販のものも含めて、種類は豊富にあります。

しかしパーキンソン病の便秘でお悩みの方は、本来ご自身の力で排便できるのが大切です。あまりお薬に頼りすぎないようにしたいものです。

便秘の定義は、三日以上通便がない状況をいいます。パーキンソン病では、初期のころから便秘の症状が出るという報告があります。

放置すると腸閉塞といった重篤な症状につながる恐れも出てきますので、なるべく早めに一般的な対応方法を開始するのが賢明です。 

(1)緩下剤

腸内に滞っている便をやわらかくして、排出しやすくするのが目的です。薬剤により、効能にタイプがあります。大腸の粘膜を刺激することで腸の運動を促進するもの、腸内で身体が水分を吸収しないよう阻害し便をゆるくするものなどです。

 (2)整腸剤

腸内で善玉菌を増やし、好ましい環境に整えるお薬です。乳酸菌や酪酸菌、オリゴ糖、ビタミンやミネラルといった成分のものがあります。整腸剤のタイプにより主成分は異なってきます。 

(3)漢方薬

センナや甘草といった植物由来の生薬を含む成分で、胃や腸の調子を整え便通を促します。ただし天然の成分でも複数の薬剤を服用する際には相性があり、禁忌となる場合もあります。ご自分で判断されずに、専門家に処方してもらうことが肝心です。 

 

3. パーキンソン病の症状である便秘の対処法

パーキンソン病の症状である便秘の対処法は、食事の内容や運動といった日常的な生活に取りいれることができるものです。

パーキンソン病の一般的な対応方法である重要なリハビリテーションと組み合わせて考えるのがよいでしょう。 

(1)食事の内容

パーキンソン病での便秘を予防するには、動物性たんぱく質や脂質の多い肉類は控え、食物繊維を多く含む野菜中心のメニューにするのが得策です。

いんげん豆、あずき、大豆、ナッツ類(アーモンド、くるみなど)、昆布、ひじき、干ししいたけ、といった豆類や海藻、きのこ類を摂りましょう。 

またチーズや牛乳などの乳製品も有効です。とくに乳酸菌を含む発酵食品であるヨーグルトは、腸内の環境を整えてくれる代表的な食品です。プルーンやバナナ、リンゴ、かんきつ類といった果物とあわせて食べると、さらに効果的です。 

(2)水分を摂る

水分が不足すると便が硬くなり、便秘になりがちです。のどが渇かなくても、定期的に水分を補給するよう決めておくのがよいでしょう。とくに夏場は熱中症の対策としても、発汗することを考慮し補給する量を増やす必要があります。 

(3)トイレの習慣づけ

排便は、毎日の習慣にするのが改善のコツです。とりあえずトイレに行くと決めた時間帯には排便を試みて、むずかしい場合はむりをしないことです。神経質になりすぎないよう注意をしましょう。 

(4)運動不足を解消する

一般的な対応方法としてのリハビリテーションもあわせて、腸の動きを促すことや筋力をつけることを意識したストレッチ、遊戯や散歩などを行います。苦痛にならず楽しみながら続けられることがポイントとなります。 

(5)下腹部をあたためる

毎日の入浴に加えて、湯たんぽやカイロ、腹巻といったもので集中的に下腹部を温めます。血行を良くすると、腸の活動も促進されるのです。また温めるのと同時に、へそ周りをマッサージするのも効果的です。 

(6)ストレスをなくす

腸の動きを左右する自律神経が不調になるのには、ストレスの存在があります。なるべくストレスを感じない生活をこころがけましょう。ご自身で、気分転換となる趣味などを見つけて、ストレスを発散できるようにしたいものです。 

4. パーキンソン病に対する当院の方針

当院では以下のポイントにてパーキンソン病の改善を目指します。

自律神経のバランスの改善

パーキンソン病の原因の一つに、自律神経のバランスの乱れがあります。

特に、身体を緊張させる交感神経が過剰に働いている状態が続いております。交感神経が過剰に優位になりますと、様々な症状を引き起こします。

パーキンソン病で来られる方の多くは、大きなストレス・疲れなどにより、交感神経が過敏になっております。

このため、身体が動きにくい、便秘、汗が出やすくなる、うつ症状などのパーキンソン病の症状が出やすくなっています。自律神経の働きを改善する事により、パーキンソン病の症状の改善を行います。

平衡感覚の改善

当院のパーキンソン病の対応方法では、まず平衡感覚の改善を行ないます。

平衡感覚の不調は、めまい・ふらつきの症状を引き起こします。特に、パーキンソン病のすくみ足・前傾姿勢でお困りの方には、大切な一般的な対応方法です。

身体の平衡感覚のセンサーである、三半規管の不調がパーキンソン病の原因に影響を与えます。

まず、三半規管が不調になると、めまいやふらつきの症状が強くなります。 

平衡感覚の障害は、ドーパミンの産生・再吸収に影響を与えます。この結果、ドーパミンの不足がおこり、パーキンソン病の原因と考えます。パーキンソン病を改善するためには、平衡感覚を改善する事が大切です。

免疫力の改善

パーキンソン病の方は、長引く症状の影響、心理的要因、お薬の影響などより、免疫力が低下されている方が多いです。

このため、他の症状にもかかりやすくなっています。免疫力が低下する事により、改善が遅くなります。

免疫力が下がりますと、お薬が効きにくくなりますので、かえってお薬の量が増えたりします。

あなたが本来お持ちの免疫力を上げる事は、パーキンソン病を改善するためには大切であると考えます。

パーキンソン病でお困りの方は、大変大きな不安をお持ちです。症状が苦しくてあきらめがちにもなります。

パーキンソン病を改善するためには、原因を見つけ、しっかりと対応することが大切です。どうぞあきらめないでください。

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